まえがき
“楽天モバイル iPhone正式対応”
2021年4月30日より、楽天モバイルで正式にiPhoneが対応となり、楽天モバイルでのiPhoneの取り扱いも開始されました。
この正式発表により、楽天モバイルで取り扱うiPhoneではなく、もともと持っているiPhoneを使って楽天モバイルに乗り換えを検討する方も今後ますます増えてくるかもしれません。
そこで今回の記事では、大きく分けて次の3つの事柄について解説します。
①楽天モバイル取り扱いのiPhoneについて
・種類や本体価格
・もらえる楽天ポイント(条件や有効期限)/span>
・どのiPhoneを買った方が良いか?
②SIMだけ契約する時の注意点
・対応しているiPhoneをチェック
・iOSアップデートできるか?
・SIMロック解除について
・esim、nanoSIMどちらが良いか?
・APN構成プロファイルの削除について
・キャリア設定アップデートについて
③iPhoneを使う上での注意点
・my楽天モバイルの機能制限
・Rakuten Linkの仕様変更
③のiPhoneを使う上での注意点では「Androidでは使えてiPhoneでは使えない機能」あるいは、「iPhoneでも使えているが、今後使えなくなる機能」について解説していきます。
※記事の内容は2021年7月9日現在、得られた情報を元に書かれています。
※筆者も楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵを契約しており、記事の中でRakuten UN-LIMIT Ⅵ、Rakuten Linkについて画像を使って解説しています。筆者の使用しているiPhoneはワイモバイルで契約したiPhone SE(第2世代)をSIMロック解除したもので、iOSはiOS 14.6です。
本記事では楽天モバイルの料金プランである「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」に関しては、詳しく解説していません。プラン内容をこれからお調べになる方は、【プロが解説!】『Rakuten UN-LIMIT Ⅵ』メリットとデメリットをご参考にしてみて下さい。
目次
- 楽天モバイルで取り扱っているiPhone
└本体価格|分割回数
└楽天モバイル
iPhoneアップグレードプログラム
└もらえる楽天ポイント|条件|有効期限
└どのiPhoneを買った方が良いか?
└注意点 - SIMだけ契約する時の注意点
└対応しているiPhone
└iOSアップデート
└SIMロック解除
└eSIM、nanoSIMどちらが良いか?
└APN構成プロファイル削除
└キャリア設定アップデート
└もらえる楽天ポイント|条件|有効期限 - iPhoneを使う上での注意点
└my楽天モバイルの機能制限
└Rakuten Linkの仕様変更
1.楽天モバイルで取り扱っているiPhone

本体価格|分割回数
楽天モバイルで扱っているiPhoneは5機種です。
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)



楽天モバイルの料金プランであるRakuten UN-LIMIT Ⅵは使うデータ量によって毎月の料金が変わります。1GBまでなら0円、1~3GBまでなら1,078円(税込)、3~20GBまでなら2,178円(税込)、20GB以上なら3,278円(税込)というふうに。
仮にiPhone12の64GBを48回払いの分割払いで購入し、月のデータ使用データ量が10GBだった場合の月額料金は 2,107円+2,178円=4,285円(税込)となります。
楽天モバイル
iPhoneアップグレードプログラム
上図のiPhone本体代金48回払いの料金の中には、「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」料の「1円」が含まれています。
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムとは、楽天モバイルのiPhoneを48回払いで購入し、24回分の支払いを終えた後、25ヶ月目に購入したiPhoneを楽天モバイルに返却すると、残りの24回分の本体代金の支払いが不要になるプログラムです。
例えば、本体価格108,160円(税込)のiPhone12 128GBを48回払いで購入したとすると、2,254円(税込)の本体代金を24回支払います。
24回分の支払い金額は54,096円(税込)なりますが、25ヶ月目に楽天モバイルの新しいiPhoneに機種変更して、使っていたiPhone12を返却するか、あるいは機種変更せずに、iPhone12を返却すれば残りの24回分の支払い金額54,064円(税込)の支払いは不要になります。

楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムの詳細については、別記事【のりかえしやすい?!】楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムにてご紹介していますので、こちらもご参考にしてみていください。
もらえる楽天ポイント|条件|有効期限

iPhone超トクのりかえキャンペーン
楽天ポイントが20,000ポイント
付与されるキャンペーンが実施中です。
条件は「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の申込とキャンペーン対象のiPhoneの購入を店頭かWebにて
同日中に
行い、iPhoneが到着、または店頭で購入した翌月末日の午後11時59分までに「Rakuten Link(楽天モバイル公式の通話アプリ)」を使用し、10秒以上の通話をすることです。
するとRakuten Linkを利用した
翌々月に
楽天ポイント20,000ポイントが付与されます。ポイント有効期限はポイント付与日を含めて6ヶ月です。
「既に楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵを契約していて、その契約時に別のキャンペーンの還元を受けた。今回追加で新たにRakuten UN-LIMIT ⅥとiPhoneを契約した場合でもiPhone超トクのりかえキャンペーンは受けられるのか?」
この場合、既に契約した回線の契約日が
2021年4月23日午後8時59分以前
のものであり、新しい契約回線で適用条件を満たせばiPhone超トクのりかえキャンペーンの特典を受けることができます。
楽天モバイル公式 iPhone発売記念キャンペーンについてよくある質問
だれでも5,000ポイントプレゼント
こちらのキャンペーンは初めて楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵを契約した方であれば、どなたでも受けられるキャンペーンで、付与される楽天ポイントは
5,000ポイント
となります。
条件や、ポイントが付与されるタイミングやポイントの有効期限はiPhone発売記念キャンペーンと同じです。ただし、上記でご説明した「iPhone超トクのりかえキャンペーン」の20,000ポイント還元には、こちらの「だれでも5,000ポイントプレゼント」の5,000ポイントは既に含まれています。
iPhoneを購入した時のキャンペーンについては、楽天モバイル公式HP iPhone超トクのりかえキャンペーンをご確認ください。
どのiPhoneを買った方が良いか?

主な判断材料としては、
①「通信方式の違い」
②「ロック解除の方式の違い」
が挙げられます。そうなると、「iPhone SE(第2世代)か?iPhone12シリーズの4機種か?」という選択肢があります。
iPhone SE(第2世代)の特徴
・4G対応
・ロック解除はTouch ID(指紋認証)
iPhone SE(第2世代)はスペックを抑えている
・CPUプロセッサはA13 Bionic
・カメラレンズは広角のみ(シングルレンズ)
一例として、iPhone SE(第2世代)の特徴を上記に挙げましたが、これらの特徴で問題がないようでしたら、5機種の中で一番割安なiPhone SE(第2世代)が良いかもしれません。
逆に、ご自身の希望スペックがiPhone SE(第2世代)のものでは不十分であり、超広角レンズや望遠レンズでの撮影機能が必要だったり、より高速な処理性能が必要だったりするのであれば、iPhone12シリーズから選択すると良いでしょう。
各iPhoneの詳細なスペックについてご関心をお持ちであれば、Apple公式サイト iPhoneを比較するをご確認ください。
注意点
楽天モバイルの公式ホームページによると、iOS14.4以降を搭載し、キャリア設定アップデートがされたiPhoneのモデルで
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
以外のiPhoneでは、楽天回線エリアとパートナー回線エリアの自動切り替えが行われないという記載があります。

楽天回線エリアとは、楽天モバイルが建設した基地局の電波を受信できるエリア、パートナー回線エリアとは、KDDIの電波を借りる形で楽天モバイルがサービス展開しているエリアを指します。
楽天モバイル公式HP 通信・エリア状況
楽天モバイルは急ピッチで自前の基地局建設を進めつつ、ローミング費用がかかるパートナー回線エリアを縮小しつつありますが、まだ日本国内ではパートナー回線エリアは存在はしており、かつ楽天回線エリアにいるにも関わらず、パートナー回線エリアにつながっていたということもあるようです。
筆者の生活圏は東京23区内で、東京23区内はパートナーエリア回線は2021年3月に終了していますが、my楽天モバイルという楽天モバイルのアプリで5月のデータ利用量を確認すると、わずかな量ですがパートナーエリア回線でのデータ利用も確認することができます。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの特徴の一つに、3,278円(税込)でデータ無制限で使い放題というものがありますが、これはあくまでも楽天モバイルの電波が使える
楽天回線エリア内で
利用することが前提となっており、パートナー回線エリア内にて、データ量を5GB使ってしまうと、その月は通信速度が最大で1Mbpsにまで低下してしまいます。
「楽天回線エリアとパートナー回線エリアの自動切り替えが行われない」とどうなるのか?
何かの原因で一度パートナーエリア回線の電波をキャッチしたら、自動的に楽天回線エリアの電波に繋がらなくなり、そのまま放置しておくとパートナーエリア回線のデータ量を使い続けるため、5GBのデータ量に達してしまう可能性があります。
パートナーエリア回線につながったiPhoneを再度楽天回線エリアに再接続させるためには、
- 機内モードのON/OFF
- 本体の再起動
を楽天モバイルは推奨しています。
しかし、筆者が使っているiPhoneは楽天回線エリアとパートナー回線エリアの自動切り替えが行われないはずのiPhone SE(第2世代)です、東京23区からほとんど出ないということもありますが、1ヶ月の期間内でパートナーエリア回線でのデータ使用量は5GBに達したことは一度もありません。
そして、my楽天モバイルの機能制限でご説明しますが、2021年8月までiPhoneユーザーの方は、リアルタイムで自分が楽天回線エリアにつながっているのか?パートナー回線エリアにつながっているのか?を知る術はありません。つまり、iPhoneユーザーの方にとっては、回線を切り替える以前に別の問題が残っています。
この「楽天回線エリアとパートナー回線エリアの自動切り替えが行われない」現象は、楽天モバイル側でもよく判明していないようですし、地域によっても違いが見られるようです。
楽天モバイル公式HP 【iPhone】楽天回線とパートナー回線が自動で切り替わらない
2.SIMだけ契約する時の注意点

SIMだけの契約に関する注意点
・対応しているiPhoneをチェック
・iOSアップデートできるか?
・SIMロック解除について
・esim、nanoSIMどちらが良いか?
・APN構成プロファイルの削除について
・キャリア設定アップデートについて
対応しているiPhone
楽天モバイル公式HP 「お持ちのiPhoneを楽天モバイル(楽天回線)で使うを見ると、
「iOS14.4以降のすべてiPhoneが使えるようになりました」
とあります(2021年7月1日現在)。
詳しくは、iOSアップデートとSIMロック解除で解説しますが、より正確な条件としては、次の3つが挙げられます。
楽天モバイルで使える条件
①SIMフリー又はSIMロック解除されている
②楽天モバイルで動作確認済み
③iOSアップデートができるiPhone
あまりない事例かもしれませんが、例えばヤフオク!やメルカリで販売されているものや、知人から譲り受けたiPhoneが仮に
「SIMロック解除されているものとして」販売されていたり、譲り受けたりしたとしても、
「実際はSIMロック解除されていなかった」
という可能性もあります。そうなると楽天モバイルのSIMカードをiPhoneにさしても使用することはできません。

ご自身が持っているiPhoneがRakuten UN-LIMIT Ⅵに対応しているかどうかは楽天モバイル公式HP ご利用製品の対応状況確認のページで確認することができます。このページではドコモやauなど各通信会社のiPhoneだけでなく、Androidに関しても、Rakuten UN-LIMIT Ⅵに対応しているかどうか調べることができます。
2021年7月1日現在、ドコモ、au、ソフトバンクのiPhoneに関してはiPhone6SからiPhone12シリーズまで動作確認がとれています。(SIMロック解除ができるiPhoneもiPhone6Sからになります)

一方ワイモバイルのiPhoneに関しては「このスマートフォンは動作確認中です」というメッセージがでているだけです。そのため、ワイモバイルのiPhoneに関しては楽天モバイルの方で動作確認中ということが分かります。
しかし、筆者はワイモバイルショップで購入したiPhoneSE(第2世代)をSIMロック解除して楽天モバイルのeSIMをインストールして使用していますが、時折圏外になるということを除けば、データ通信も通話もできている状態です。
iOSアップデート

iOS14.4以前のiOSであった場合は、iOSをアップデートする必要があります。
iOSのアップデート前には、iCloudまたはパソコンを使ってiPhoneのバックアップをとっておきしょう
iOSのアップデート方法(Wi-Fiにつなげる)
設定
↓
ソフトウェア・アップデート
↓
今すぐインストール

しかし、iPhoneの状態によってはiOSをアップデートできない時があります。
アップデートできない要因はいくつか考えられますが、よくあるケースが「iPhone本体のデータを保存する容量(iPhoneストレージ)が不足しているため、iOSアップデートできないといったケースです。
iPhoneストレージを確認する方法
設定
↓
一般
↓
iPhoneストレージ
パソコンを使用せず、iPhoneだけでiOSをアップデートするには、GB単位の空き容量が必要と言われています。iPhoneの空き容量が少ない場合は、写真データやアプリデータを削除するなどしてiPhoneの空き容量を増やす必要がありますが、予期せぬトラブルが発生する可能性もあります。
削除してもよいデータがないようでしたら、いっそのこと、より容量が大きなiPhoneに機種変更しても良いかもしれません。
Apple公式サイト iPhoneがアップデートされない場合
iPhone高速化計画|iPhoneストレージの空きを増やす方法
SIMロック解除

今使っているiPhoneはそのままで楽天モバイルを契約する場合、今のiPhoneのSIMロック解除が必要かどうかの確認が必要です。
ここでSIMロック解除について簡単にご説明しましょう。
例えば今使っているスマホがドコモのスマホ(ドコモショップ、又は量販店や街の携帯ショップで契約したドコモのスマホ)だった場合、ドコモのSIMカードでしか使えないように「ロック」がかかっています。
それに対して、Apple Storeで購入したiPhoneや量販店や街の携帯ショップで購入した「SIMフリースマホ」にはロックはかかっていません。
今お使いのスマホがSIMフリースマホでなかった場合、そのままの状態で楽天モバイルでeSIMの契約をしても、設定をするための画面に辿り着くことも出来ません。

そのロックを外して通信を行うための作業のことを「SIMロック解除」と呼びます。
SIMロック解除は、携帯電話会社にもよりますが「My docomo」「My au」などの各携帯電話会社のユーザーページからか、ドコモショップやauショップなどのショップでできますが、UQモバイルはショップでのSIMロック解除受付は行っていません。
どの携帯電話会社でも、ユーザーページからSIMロック解除をする場合は、手数料はかかりませんが、ショップでSIMロック解除をする場合は、手数料として3,300円(税込)がかかります。
また、ドコモとUQモバイルのSIMロック解除については、コールセンターでのSIMロック解除も可能ですが、ドコモの場合は手数料3,300円(税込)がかかります。
さらに、携帯電話会社によっては「機種の本体代金の支払いを分割契約でした場合、分割契約日から〇〇日以内はSIMロック解除が出来ない」といった規程があります。
各携帯電話会社のSIMロック解除については、こちらからご確認下さい。
SIMロック解除 ドコモ
SIMロック解除 au
SIMロック解除 ソフトバンク
SIMロック解除 ワイモバイル
SIMロック解除 UQモバイル
SIMロック解除について、もう少し詳しく知りたい方は、こちらのSIMロック解除とは?を読んでいただくと、ご理解が深まると思います。
eSIM、nanoSIMどちらが良いか?

eSIMとは、「Embedded SIM」の略であらかじめスマホに組み込まれたSIMカード(=プログラム書き換え可能なモジュール)のことです。
iPhoneXR以降のiPhoneにはこのeSIMと抜き差しできるnanoSIMの合計2枚のSIMを一つのiPhoneで使うことができます。(≒合計2社以上の携帯電話会社のプランを一つのiPhoneで使うことができます)
eSIMとnanoSIMを併用するメリットとしては.「データ通信は楽天モバイル」「通話はドコモ」といったように、複数の携帯電話会社のプランを使うことによって、通信費をトータルに下げることができたり、より快適な使い方ができたりするようになることです。
詳細はこの記事では省きますが、上記の様な使い方は、やや専門的な使い方であるため、普通に楽天モバイルを使うのであれば、
nanoSIM
をRakuten UN-LIMIT Ⅵ申込時に選択されることをお勧めします。
eSIMについて、ご関心をお持ちの方は、
【携帯ショップスタッフが教える】eSIMで楽天モバイルを利用する方法と手順や、【IIJmio ギガプランまとめ】IIJmioのeSIMと楽天モバイル使ってみたをお読みになってみてください。
筆者はその時々によってドコモのahamoを物理SIM、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT ⅥをeSIMで使ったり、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵを物理SIM、IIJmioのギガプランをeSIMで使ったりしています。
APN構成プロファイル削除

楽天モバイルを契約する前に、ワイモバイルやUQモバイルや、格安SIM会社のSIMカードをiPhoneで使っていた場合、SIMカードをiPhoneで使えるようにするためのプログラムの様なものを入れることがほとんどですが、このプログラムを「APN構成プロファイル」といいます。
他社のAPN構成プロファイルがiPhone上に残っていると、楽天モバイルの設定がうまくいきませんが、APN構成プロファイルの削除自体は特に難しい処理ではありません。
ですので、上記携帯電話会社のSIMカードを使っていた方は、APN構成プロファイルの削除は必要な処理になります。
キャリア設定アップデート

SIMだけの契約に関する最後の注意点として「キャリア設定アップデート」があります。
これは実際に楽天モバイルを契約した後の設定で、SIMカードをiPhoneに挿した時(eSIMの場合はeSIMをダウンロードした時)に求められる処理なので、楽天モバイルの契約前に何か準備するといったものではありません。
楽天モバイル公式HP お持ちのiPhoneで楽天回線を使用するための初期設定方法
ただ、初期設定の時にこの処理をせずとも、「見かけ上」初期設定は終わった様に見えますが、キャリア設定アップデートをしないと通信ができませんので契約後は必ずこのキャリア設定アップデートの実施をしてください。
SIMカードだけ契約する時の注意点をまとめます。
契約前に確認すべきこと
①SIMフリー又はSIMロック解除されている
②楽天モバイルで動作確認済み
③iOSアップデートができるiPhone
契約後の設定時にすること
①キャリア設定アップデートをする
もらえる楽天ポイント|条件|有効期限

楽天モバイルのSIMだけ契約した時でも、
他社からののりかえをした場合は、楽天モバイルのiPhoneを購入しなくても、20,000ポイント還元を受けることができます。
楽天モバイル公式HP iPhone超トクキャンペーン MNPでも可能
一方、新規契約で、SIMを契約した場合は、「だれでも5,000ポイントプレゼント」のみの適用となります。
3.iPhoneを使う上での注意点

my楽天モバイルの機能制限
my楽天モバイルとは楽天モバイルを契約している方の専用アプリで、毎月のデータ利用状況や契約期間などを確認することができるアプリです。
my楽天モバイルは、Andoid版、iOS版と分かれていますが、大きな違いが一つあります。
iOS版の場合注意点で解説したとおり、2021年8月まで仕様上の問題により、自分のiPhoneがつながっている回線エリアが楽天回線エリアなのか?パートナー回線エリアなのか?を判別する方法がありません。
※楽天モバイル公式ホームページによると、Androidのmy楽天モバイルではどちらの回線につながっているか判別できるとのことですが、2021年7月1日現在、Play ストアのmy楽天モバイルを確認すると、Androidのmy楽天モバイル上でも、どちらの回線につながっているか確認できなくなってしまったというレビューが書かれているようです。
楽天モバイル公式HP 楽天回線とパートナー回線のどちらに接続しているか確認したい
Rakuten Linkの仕様変更

Rakuten Linkとは楽天モバイルのアプリで通話やSMSに関係するアプリです。iPhone購入時からインストールされている緑の電話アプリではなく、Rakuten Linkアプリから通話やSMSをすれば国内通話や国内SMSが無料になります
2021年7月6日にiOS版のRakuten Linkの仕様が変更されましたが、その内容は2点ありました。1点ずつ見ていきましょう。
●通話に関すること
この場合、Rakuten Linkを使っていない方から緑の電話アプリに着信があり、その電話を取ることができ、通話をすることができるのであれば、問題ありません。
注意すべき点としては、着信があっても電話にでることができなかった場合です。
こういう時、後から電話をかけ直すと思いますが、iPhoneの画面上の不在着信をタップすると、
緑の電話アプリを使ってこちらから
発信することになるので通話料(30秒あたり22円(税込))がかかってしまうことです。

ですので、通話料がかからないようにするためには不在着信が会った場合、
そのまま画面の不在着信をタップするのではなく、必ずRakuten Linkから
通話をかけるようにしてください。
そして、これはあまり機会がないことかもしれませんが、今後は海外にいて(Rakuten Link以外からの)着信を受ける時、着信する側も通話料金がかかるようになることを意味します。(海外では着信する側にも料金がかかるためです)
●SMSに関すること
2つ目はSMSに関することです。
これも通話のケースと同様Rakuten Linkを使っていない方からSMSのやりとりをする際、今までRakuten Linkからやりとりしていたものを、iOS標準のメッセージアプリ(緑のアイコン)を使ってやりとりする仕様に変更されました。
そのため、無料だったSMSの送信も有料化されるようになり、3円(税込)で70文字かかるようになります。
以上、今回は楽天モバイルから販売されるiPhoneの種類や本体価格についての解説、および楽天モバイルのSIMカードだけ契約する際の注意点、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵに対応しているiPhoneについて解説してきました。
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